株式会社panda(本社:東京都品川区、代表取締役:大野 佑、宅建業免許:東京都知事(1)第111935号、以下「panda」)は、民泊事業者の物件仕入れとオーナーの空室活用をつなぐ不動産ポータル 『民泊マーケット』 の事業を、2025年12月16日付で KAERIE株式会社(本社:東京都江戸川区西小岩1丁目19-28-601、代表取締役:青木 純平、以下「KAERIE」)へ 事業譲渡 したことをお知らせします。
本事業譲渡後も、サービス名称『民泊マーケット』およびドメイン( https://www.minpaku-market.com/ )に変更はなく、従来どおりのURL・画面構成でご利用いただけます。
民泊マーケット事業の譲渡について
『民泊マーケット』は、民泊新法(住宅宿泊事業法)・旅館業・特区民泊の運営に活用できる「民泊可能物件」を、オーナー・管理組合の転貸許可取得済みの物件に特化して掲載する不動産ポータルです。賃貸/売買双方のカテゴリ で物件検索・掲載が可能で、価格・面積・築年数に加え、消防設備や家具家電、許認可情報などでの詳細な絞り込みに対応しています。 (賃貸を探す/売買を探す)
2025年12月16日付で、pandaが運営してきた 『民泊マーケット』に関する一切の事業(サイト運営・機能開発・サポート等)をKAERIEへ譲渡 し、以後の運営主体はKAERIEとなります。なお、サービス名称・ドメイン・基本機能・物件掲載フローに変更はありません。
利用ユーザー・物件オーナーへの影響
本件事業譲渡に伴い、既存ユーザーさまのご利用環境に大きな変更はありません。
- 既存の会員アカウント・ログイン情報
- 物件オーナー・不動産会社さまによる掲載情報
- これまでと同様の料金体系・無料掲載枠
- 民泊事業者さま向けの物件検索機能
などは、原則としてこれまでどおりご利用いただけます。
また、お問い合わせ窓口は引き続き「民泊マーケット事務局」 として一本化しつつ、運営主体をKAERIEに移すことで、より民泊・不動産現場に近いサポートを提供してまいります。
- お問い合わせ窓口名称:民泊マーケット事務局(運営:KAERIE株式会社)
- お問い合わせメール:info@minpaku-market.com
事業譲渡の背景:pandaのコア事業集中とKAERIEのシナジー創出
pandaは、創業以来、IT(業務ツール・受託開発)/不動産/宿泊 を横断する事業を展開してきました。 今後は、これらの中核事業により一層リソースを集中し、プロダクト開発や宿泊関連SaaSなどの「コア事業」に注力する方針 をとっています。
一方、KAERIEは、住宅購入・売却・資産活用・民泊までを一気通貫で相談できる住まいの相談窓口 として、不動産仲介・活用支援を展開しており、民泊運営の支援実績も有しています。
このような背景のもと、
- panda:事業ポートフォリオの選択と集中 を進める
- KAERIE:既存の民泊運営ノウハウと不動産仲介機能 を活かし、『民泊マーケット』と高いシナジーを見込める
という双方の意図が合致し、本件事業譲渡に至りました。
事業譲渡後の運営体制とユーザーメリット
KAERIEによる『民泊マーケット』運営においては、以下のような取り組みを予定しています。
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物件在庫の拡充
- KAERIE自身の仲介ネットワークに加え、他の不動産業者との連携も強化し、民泊向け物件の在庫拡充 を図ります。
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サポート体制の強化
- 民泊運営・不動産取引の現場を知るスタッフが、仕入れ・運営・出口戦略まで一気通貫で相談できる体制 を目指します。 (KAERIE株式会社)
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掲載オーナーへの価値向上
- 空室や遊休資産を活用したいオーナーに対し、「賃貸/売買」の選択肢を提示しつつ、収益性と適法性の両立 をサポートします。 (民泊マーケット)
これにより、民泊事業者さま・物件オーナーさま双方にとって、「見つかる」「相談できる」「任せられる」民泊向け不動産プラットフォーム を目指します。
今後の展望:より幅広い物件情報とコンテンツの提供
KAERIEは今後、『民泊マーケット』を通じて、次のようなアップデートを検討しています。
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対応エリア・物件タイプの拡充
- 東京・大阪・京都・福岡などの主要都市に加えて、地方都市や観光エリアの物件 も積極的に掲載
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他不動産業者との連携強化
- 民泊運営に理解の深い不動産会社との連携を進め、民泊可能物件の情報流通量を増加
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情報提供コンテンツの強化
- 民泊・旅館運営に関するコラムや事例紹介など、「現場で役立つ」コンテンツを継続的に発信 (民泊コラム)
これらを通じて、『民泊マーケット』は、民泊運営者にとっての 「仕入れの起点」 であり続けるとともに、オーナー・不動産会社にとっての 「民泊活用の相談窓口」 としての役割を一層拡大してまいります。
代表コメント
株式会社panda 代表取締役 大野 佑 コメント
『民泊マーケット』は、panda創業初期から取り組んできた象徴的な事業の一つです。一方で、当社全体としては、ITプロダクトや宿泊関連SaaSなど、よりコアとなる領域への集中が重要なフェーズに入っています。
今回、民泊・不動産の現場に強みを持つKAERIEさんにバトンを渡すことで、『民泊マーケット』がユーザーの皆さまにとって、さらに価値あるサービスとして成長していくと確信しています。これまでご利用・ご支援いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
KAERIE株式会社 代表取締役 青木 純平 コメント
KAERIEは、「住宅購入・売却・資産活用・民泊まで、住まいまわりのあらゆる相談に伴走する」ことを掲げてきました。『民泊マーケット』をお預かりすることで、物件探しから運営・出口戦略まで、これまで以上に一気通貫でサポートできる体制が整います。
今後は、当社の民泊運営ノウハウと不動産仲介ネットワーク、さらには他の不動産事業者さまとの連携も活かし、民泊向け物件の在庫拡充とサポートの質向上に努めてまいります。『民泊マーケット』を通じて、オーナーさま・事業者さまのチャレンジをより身近なものにしていきたいと考えています。
本件に関するお問い合わせ
民泊マーケット事務局(運営:KAERIE株式会社)
E-mail:info@minpaku-market.com